Flavor of Life
日々の思いつきとこれまでの旅行記、音楽と本の感想などを稀にアップしていきます。
自分の感じたことをすっと言葉にすることに、ときに困難を覚えることがあります。
うまい表現がみつからない、というか。
「言葉をみつける過程」の記録としても位置づけていけたら、と思っています。

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邂逅                 
先日、Tちゃんが久しぶりに我が家にやってきた。
すると、家出中のギャルも、帰ってきて、
久しぶりにギャルと会話のキャッチボールをした!

一応、同じ屋根の下に住みながら、
ギャルと会話と呼べるものをするのは何ヶ月ぶりのことだろう。
邂逅とはこういうことか。
夕ご飯を3人で食するという、ありえない光景。
Tちゃんがうまーく潤滑油になってくれた感じ。

Tちゃんとはこんな女の子です。
以下、昔のメモより
ルームシェアをしている我が家には、Tちゃんが、ときどき、怒涛のように押し寄せ、
挨拶もそこそこに去っていく。
つまり、時々、3人で住むことになる。

Tに事前予約されてもドタキャンばかりするのであまりあてにしていない。
そうかと思えば、突然、「今から行くから」と言い出す。

ときには、約束もしていないのに「ごめん、やっぱり今日行けないんだ〜残念!」などとルームメイトと私にメールを送りつけてきて勝手に自己完結している。

ルームメイトと私は、彼女が来るつもりであったことなど何ら聞いていないので、
顔を見合わせるばかり。


Tが通りすぎたあとは、まさしく嵐のあと。
ルームメイトと私の化粧品を勝手にかつ大量に使い、蓋は閉めず出しっぱなし。

彼女は、ルームメイトからも日曜日早朝に家を出る私からも
一緒の布団を使うことを拒否され(←こう書くと何だかひどい仕打ちをしているみたい)
ルームメイトが与えた毛布を下敷きに、どっかの国旗にまるまって (←不敬罪?)
台所の床に寝ている。

しかし、私が起きて出かける用意をし出すと、その気配をTは寝たまま察知し、
すごい力で私を押しのけ、空いた私のベッドに速攻ダイブし
そのまま別世界へ・・・
起きたときには、ベッドに移ったことは覚えてないらしい。
人間の本能ってすごいわ。

Tちゃんにベッドを明け渡して、日曜の午後、仕事から疲れて帰ってくると、
私の部屋はまるで空き巣に入られたかのように
天地がひっくりかえっている。
あきれはてて何も言えず。


人が仕事に行っている間に、私の服を勝手に着るのはいいが、
試した服は床に投げ散らかしっぱなし。 
皺になるものだけはお願いだからちゃんとかけてくれ〜!


奪われたマイベッドは、シーツが外れて丸まってるし。
一体どういうふうに寝たらそんなになるかな。
ちなみに彼女は、ベッドを破壊した(ベッドに穴をあけた)経歴あり。


絶句している私に向かって
「なんか元気ないね〜大丈夫??
 じゃ、来週もまた来るかも(←未定)。
 またね!」と無邪気に言ってくる、
とっても憎めない女の子です。

山田詠美が『A to Z』で言うところの「日常生活をすみやかにこなす技術」が
足りない私から見ても、その技術がさらに欠損しているかのようなTちゃん。

そんな彼女だが、私もルームメイトも、Tちゃんが暫くこないと、
「最近音沙汰ないね」となぜか気になる。
ほうっておけない女の子なのです。


そして、今回も、嵐のように去っていったTちゃん。
私が、日曜の昼間、帰宅すると、私の布団がTちゃん型に
丸まっていた。

10月に入り疲れがピークに達していた私は、
まだ温もりのある布団に潜り込んで、連休の2日間泥のように眠って過ごした。


起きると、ギャルとの邂逅はまるで夢だったように、
彼女の姿は、既になかった。



評価:
山田 詠美
講談社
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